蓮の花のような美しさを持つ、物語を紡いでゆくこと。
これは、私たちが物語を紡ぐ上で、大切にしている
美しさへの想い。
美しさとは、受け取る人によって多様な意味を持ちうる言葉。
だからこそ、その言葉の意味を想う時、いつも思い起こす、
ある人々の姿があります。
それは、ひたむきに歩みを重ねる人々の姿。
自らの目標に向かって、時に迷いながらも、日々歩みを重ね、前を向く人々の姿。
誰に誇るでもなく、自らを信じ、歩み続ける人々の姿。
そうした姿に出会うたびに、
本当の美しさとは、飾り立てた言葉や華々しい装いに宿るのではなく、ひたむきな命の輝きをまとうものにこそ、宿るのだと思うのです。
美しい物の背景を紐解いてゆくと、どれもが一身に歩みを重ねてゆく、ひたむきな命の物語を携えているのは、決して偶然ではなく、必然なのだと。
それは、泥の中でこそ美しい花を咲かせる蓮の花のように。
私たちは、HAS ハスという名前に、そんな蓮の花の在り方を重ね合わせながら、物語を紡いでいます。
The world we want to depict by weaving
diverse and beautiful stories.