
少し遅くなりましたが本年度の挨拶を兼ねて、ひとつのエッセイを書きました。
昨年の秋から、あるひとつの気づきをきっかけに重ねていた長い思索。
それは、雑誌作りという新たな歩みを導くための地図を作る、内なる世界への旅でした。
そして、その旅を終え、新たな一歩を踏み出す前に、その旅の記憶を辿りながら、ある一編の詩をご紹介しています。
旅のきっかけは、昨年の様々な方々との出会い。
その出会いは、多様な気づきを与えてくれただけでなく、自らの心の中にある地図の小ささを教えてくれました。
その地図では、目指すべき場所へは決して辿り着けないと。
だからこそ、地図の外側に広がる見えない世界に目を向け、より大きな地図を描かなければならないと思いました。
そして、そのためには、心の奥深くまで降りてゆき、内なる世界への旅に出る必要があると。
新たな地図を描くための、心の声に耳を澄ませるために。
ですが、その旅は、暗闇の中の朧げな光を探し出すような、まるで闇夜の中を一人歩む孤独な旅でもありました。
しかし、新しい風景を見るためには、誰もが通らなければならない道程でもあります。
夜は、いつの時代も新たな場所に辿り着くための厳しい通過儀礼を象徴する時間なのかもしれません。
その詩には、暗闇を灯す穏やかな光が満ちていました。
エッセイは、HAS Magazineのウェブサイト上にてお読み頂けます。
ぜひお目を通し頂けますと幸いです。
» 『夜明けの船出』
本年度もどうぞよろしくお願いいたします。